運命学ってなに?占いで本当の自分を知ろう!

運命学ってなに?占いで本当の自分を知ろう!

運命学は数ある占術のうち、これから起こることを予測し、それら事象に対応するための方法です。

ご存知の通り、人生は自分の思うように順風満帆とはいきません。

さっきまで当たり前だったことが、数秒後にはもう違う解釈になっていることは珍しくありませんよね。

急なトラブルが降ってきたときは、あらかじめ準備しておかないと思った以上の被害になってしまいます。

しかし、事前に気を付けることや注意する時期が分かれば、トラブルが起こったときも柔軟に対処できるのではないでしょうか。

危険を回避し、人生を拓くための運命学について、詳しくご紹介します。

目次一覧

運命学とはどういうもの?

運命学とは東洋占術の五術である、命・卜・相・医・山のことを言います。

東洋占術とは陰陽五行の陰と陽とともに木・火・金・水といった考え方をベースに見る、古代中国を中心に発達した占いです。

五術は、情報に儒教の経典に載っている易卦という図像や干支の記号を付けて構成し、そこから運命を読みます。

運命学である五術の内容をまとめました。

命(めい) 生年月日や生まれた場所、時間など不変的な情報をもとに人の宿命を占う
卜(ぼく) タロットやダイスなどでこれからの人の気持ちや巻き起こす事件を占う
相(そう) 手相や風水の様に形や色で人の吉凶を占う
医(い) 人の体質や自然治癒能力で病気の治療を行う占い
山(ざん) 太極拳やヨガなどで身体管理を行う術。護符やおまじないの符呪

」で自分のことを知り、「」でこれからの動きを整え、「」で自分に影響していることを見ます。

その後「」で病気のケアや改善をし、最後に「」をすることで健康で若々しい身体を維持できるのです。

五術をすべて習得した人は心と身体の修練を積んだと考えられ、古代中国では仙人と呼ばれていました。

なお、「命」「卜」「相」の3つを運命学だという見方もありますが、今回は五術すべてについて解説します。

命(めい)学とは?

東洋占術の五術のうち、命学とは人の運命や宿命を占うものです。

生年月日や生まれた時間だけでなく、生誕した場所も占いの材料にすることで、その人の人生の傾向や生まれ持った性質を自然界の流れに基づいて見ます。

命学は推命とも言われ、自分に合った仕事探しや人間関係を良くするためにも取り入れられている方法です。

人生の節目に、これからの人生において、不安なことや気を付けることを占い師に見てもらいたいという人も多いでしょう。

命学の占いには様々な方法がありますが、まずは四柱推命について解説します。

四柱推命

四柱推命とは、生まれた年月日と時間の4つの干支を柱にして、それをもとに人の運命や事象を占う方法です。

4つの干支には年柱、月柱、日柱、時柱があり、それぞれ甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10の天干と、十二支が地支として割り振られます。

年柱の天干は年干、月柱の地支は月支といった呼び方をし、生まれた日の日干に天干と地支がどんな影響を及ぼすのかを推測する占術です。

九星気学

九星気学とは引っ越しや大きな旅行などで、その土地で気を付けるトラブルや好機の有無を方位から占う方法です。

生まれた日に割り振られる一白・二黒・三碧・四緑・五黄・六白・七赤・八白・九紫の9つの九星と十二支に、火・水・木・金・土の5種類の元素である五行を組み合わせて占います。

九星気学は九星術をベースに、1924年に易者の園田真次郎がまとめた気学と、それ以前の九星術を合わせた総称です。

気学は九星術をシンプルにしたもので、3×3の魔法陣である洛書を使い、占いに必要な紫白九星を割り出します。

算命学

算命学では、中国発祥の干支歴を使って、生まれた年月時の干支を割り出して占います

中国占星術と中国陰陽五行を土台とした運命学で、日本では学問として作られました。

算命学は、命を数字に置き換えてエネルギーを計算する、数理法をもとに五行を配置して、それぞれに点数を振り分けた気図八門という図に分けて判断します。

占いで使うのは中国発祥の干支歴ですが、生年月日の干支から予見することを算命術や算命学と呼ぶのは、日本独特の用語です。

西洋占星術

西洋占星術は、天体と地球の関係を研究して予言を行う方法で、西洋諸国やアラブで発達した占術です。

地球は天体から一定の影響を受けるという宇宙の概念に基づいて考えられ、出生時などの年月日と時刻に天体や星座がどの位置にあるかを見ます。

年月日と日時、それに天体と星の位置をホロスコープという配置図に描き出して読み取ることで、性格や相性だけでなく運命を予見します。

卜(ぼく)学とは?

卜学とは卜術ともいわれ、タロットや複数個のダイスなどを使って、偶然出た結果をもとに占う方法です。

一見、偶然という要素に運命など関係ないように思いますが、実際にはその偶然と思われる事象が現れたことにこそ必然であると考え、人の気持ちや1ヶ月以内の近い未来に気を付けておきたいことを知るのに適しています。

そのため、卜学では「今日はどんな日になるだろうか」といったテーマを決めて、タロットを引いたり多面体のダイスを振ったりして、その結果を読み取るのです。

ただし、卜学では人の本質的な性格や才能を見るのが難しい場合があるので注意してください。

ここからは卜学で浸透している方法を詳しく解説します。

まずはタロット占いについて紹介するので、一緒に見ていきましょう。

タロット

タロット占いは、絵柄が描いてあるカードを並べて占う方法です。

大アルカナと呼ばれる22枚のカードだけを使う方法と、小アルカナという56枚のカードもあわせて使う方法があり、合計78種類の絵柄があります。

カードにはそれぞれ意味があり、絵柄から結果を読み取って推測します。

雑誌やテレビなどで有名な占い師も多いので、すでに知っている人は多いのではないでしょうか。

タロットで自分のことを占うのは、使っているカードの折れや汚れなどの特徴を覚えて、結果に都合のいいものを選んでしまう可能性があるので注意が必要です。

易は、筮竹(ぜいちく)という50本の竹ひごや算木(さんぎ)または算籌(さんちゅう)と呼ばれる六本の四角い棒を使う占いです。

コインやサイコロを使う易もあり、出た面や形をもとに卦(け)という図形で結果を表します。

筮竹を使う中筮法は8本ずつ取っていき、左手に残った本数で卦を得る方法です。

残った8本の筮竹を基本図形の八卦へ割り振り、それをもとに結果を判断できます。

「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉は、占いの易からきているんですね。

おみくじ

神社や仏閣で吉兆を占うために引くくじといえば、おみくじです。

初詣で1年間の運だめしとしてくじを引き、境内の木の枝に結ぶ人も多いのではないでしょうか。

おみくじの起源は、古来より、祭政のときに神意を占うためにくじを引いたことにあります。

日本最古の歴史書である日本書紀によると、天智天皇が皇太子のときに、何枚かの紙に文字を書いて折りひねった「ひねりぶみ」を一つ選び、部下の反逆者を判断していました。

その後、平安時代に良源という僧が、観世音菩薩から授かった教えや徳を簡単に書いた紙を迷いのある人に1枚引かせ、その文から進むべき道を説いたのです。

私たちが神社仏閣で引くおみくじの原型は、これが由来となっています。

相(そう)学とは?

相学は物の形状から、影響や吉凶を見る占術です。

家の形や部屋の状態のほかに、顔の作りや化粧などを見て判断し、運気を良い方に導きます。

日本ではお金を貯めるために今年のラッキーカラーの財布を持ったり、運気上昇のために模様替えをしたりして、家具の配置を変たりすることも、相学のうち風水として浸透しています。

相学の風水は他の占いよりも比較的取り組みやすいので、実践している人も多いのではないでしょうか。

しかし、本来の風水と日本で多く実践されている風水は違う方法のようです。

どのように違うのか、手相や風水などについて見ていきましょう。

手相

手相は掌の線や手の肉付きをもとに、才能や資質、運勢だけでなく健康状態も占います

掌の線や肉付き、指の長さや色合いを確認して、人の気質や人生に関わることを見る占術です。

占いが盛んなインドから中国に伝わり、東洋の易を組み込んで発展したものが日本に伝わって、今日の手相として浸透しました。

手相の占いは西洋派と東洋派があり、そこから各流派にわかれています。

中には運気を上げるために手相を整える美容整形もありますが、自然な手の形ではなくなるため、運勢が上昇することは無いという占い師の意見もあります。

顔相

顔相は顔の作りや表情だけでなく、メイクやメガネの掛け方なども含めて、その人の本質を見ます

まず、顔相では顔を横に3つのパーツ(三停:さんてい)に分けます。

おでこから眉毛までを「上停(じょうてい)」、眉毛から鼻下までを「中停(ちゅうてい)」、そして鼻下からあごまでを「下停(かてい)」とし、それぞれの部分で人生を見ると言われています。

また、顔の形から「心性質(しんせいしつ)」「筋骨質(きんこつしつ)」「栄養質(えいようしつ)」と3分類(三質:さんしつ)に分けられ、心性質は知的なものを表し、筋骨質は男性的な本質を持ち、そして栄養質は女性な本質を持つとされます。

そのほかには目や鼻、口といった顔のパーツも重要な判断材料とされ、特に目はその人の本質の7割が表れるともいわれる重要な部位と言えます。

なお、お金持ちは福耳というたとえは、商売繁盛で有名な恵比寿様の耳の形をもとにした簡単な顔相占いです。

風水

風水は中国で家や施設、都市や墓などを造る前や建設後に、吉凶を見るために用いられる思想です。

建物を建てるときだけでなく、建てた後も運気の流れを物の位置で制御して、うまくいけば繁栄させることが出来ます。

地形を読み取る巒頭(らんとう)と、天地の気を判断する理気(りき)に分かれて、2つの総合的な判断で風水は行われます。

日本で行われている風水の多くにインテリアを変える方法や部屋の掃除がありますが、多くが家相や九星気学のアレンジで本来の風水ではありません。

姓名判断

姓名判断は人の名前から性格や運勢、職業や恋愛の傾向を読み解く占術です。

主に名前の文字の画数を算出し、占い師の経験的なデータをもとに総合的な鑑定と解釈が行われます。

また、その結果に発音されたときの五行との調和や、五行と八卦と九星との関係、名前を文として意味を解く占いも追加で行うことが可能です。

子どもが生まれたときに、姓名判断をして名前の参考にする人も多いのではないでしょうか。

医(い)学とは?

占術の医学とは病気を治すことを目的とし、東洋医学を施す方法です。

運命学の医は自然治癒や生まれ持っての体質を向上して症状にかかりにくくし、病気と闘うことを目的とします。

漢方や針、マッサージや気功といった身体に触る治療は下医、中医は漢方といった薬で体質を改善して病気を予防します。

呪術や霊感療法といった身体に触れないものは上医と言い、医の中でも高度なレベルの方法とされます。

山(ざん)学とは?

山学とは五術の最後に到達する、運動や体操の総称です。

山学には太極拳や呼吸法、拳法やヨガなど無理なく行えて、日ごろから健康を目指す方法があります。

他の五行で整えた後に、身体を鍛えることを目的として最後に行われる方法です。

また、符呪というお札を使うおまじないや祈願や魔除けの護符も山学の分野で、今の状態をキープするために所持したり貼ったりします。

占いは自分の考えと結果のズレを重視しよう

運命学といった占いは、当たることよりも自分の考えと占った結果がいかにズレているかを重視しましょう

ズレを確認すると自分は周囲からどのように見られているか知ることができ、ストレスが発生する原因のヒントにもなります。

人間は幼少期、青年期、壮年期、老年期と辿って行きます。

対象の時期や時代に経験したことは占いで読めますし、過去を当てるのは難しい事ではありません。

言ってしまえば、現在の出来事もコールドリーディングなどの手法を使えば、依頼者に「その通り」と思い込ませる事は簡単なのです。

しかし、占い師と呼ばれる人の多くは、依頼者に忖度し媚びるような鑑定をする場合もあるのです。

また、占いのテレビ番組はうまく編集されて、的中率が高いという内容が多くあります。

しかし、それは占いではなく視聴者とビジネスに配慮した、ファンタジーのエンターテインメントです。

こうした風潮は、占いを陳腐なものに貶めるもの以外の何物でもありませんし、本来の占術が担う教えの力を弱めるもので、私は歯がゆく思っています。

甑嶽山観音寺が考える占いと命運

私は本来あるべき占いを以下のように考えております。

まず、四柱推命の通変星、九陽、宿曜、ホロスコープの星座で、命運の星の性格を知ることが大切です。

己の本性と生き方のバイオリズムを知り、起こりうるトラブルを洗い出しましょう。

そして、本来の命運の星をいったん捨て、自分の星を変えることで運気のステップアップを図るのです。

占いを「当たった」と喜ぶためではなく、時期とタイミングを選び本来の命運の星を捨て、さらに向上するために新しい星に乗り替える方法だと考えています。

占いで当てられて喜びたいだけであれば、他所に行かれた方がよいかもしれません。

しかし、ご自分の命運を強運に変えたいのであれば、私が鑑定してお手伝いしましょう。

あなたの命運、恋愛、商談など、多様なことの鑑定に応じ、運気の向上についてアドバイスいたします。

修験占いの設定は下記とおりです。

基本 20分 5,000円から

多くの占い師は恋愛運や総合運を1件ずつ占うため、すべてを一度に見てもらうには時間とお金がかかってしまいます。

しかし、修験占いでは、一般的な全体運気か相性鑑定を一度に占うことが可能です。

むしろ、様々な悩み事や相談に乗ることで運勢を占いますので、お気軽にご相談ください。

成功者は自分の欲や利益のためだけに生きていない

甑嶽山観音寺は易学をはじめ、東洋、西洋をはじめ様々な占法を学んできました。

これまで学んで気づいたことは、成功者は自分の欲や利益のためだけに生きていないということです。

例えば、日米でも活躍したメジャーリーガーのイチロー選手は個人記録にこだわりましたが、「For the team」の精神が根底にありました。

個人の成績を上げることを重視していたのですが、あるときからチームのために一人ひとりが良いプレーをするという考えを掲げ、多くの大リーガーから尊敬を集めたのです。

また、マイクロソフト創始者のビル・ゲイツは2008年7月に第一線から退いた後に、自身が理事についている慈善基金団体の活動に重きをおいています。

これまで築き上げた巨大な富を、世界の貧困根絶のために使うと明言しているのです。

一方、ルノー・日産・三菱アライアンスの社長だったカルロス・ゴーンは、己の利益に固執した結果逮捕され、地位や名誉をすべて失いました。

イチローとビル・ゲイツは利己主義や私欲だけにとらわれない事で、自分の能力を人の役に立たせようとしています

結果として、自分の長所や美点を活用し、命運をさらに強くしたのではないでしょうか。

しかし、カルロス・ゴーンは持っている能力を私利私欲のために使い、己の強運に溺れてしまったのです。

成功者は己の能力を他の目的にもうまく向ける事で、さらに自分の人生が良くなるステップアップをしています。

一見難しいようですが、修験占いならその一歩を踏み出すお手伝いが可能です。

占いで自分の力と使いみちを上手に見極め、命運をさらに良くするための方法を探しましょう。

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